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プロフィール
めろ

2013年03月03日

四季の詩

日差しも柔らかくなっています。

朝日が差し込んだ我家の今朝の室内風景


山際を離れ少し空に馴染んだ朝の日差しがとても気持ちよかったです。
(ちょうど「日曜美術館」の時間)
まるで、わたせせいぞうさんの世界でした。


で、こんな時期にむしょうに聞きたくなるのがこれ
      ↓


1974年発表「四季の詩(うた)」by古井戸
バック演奏は主に「ジョン山崎グループ」

アルバム名の通り
一年の流れをテーマに
あるときはストレートに
あるときは比喩、暗喩で
ぐいぐいと迫ってくるアルバムです。

「ひなまつり」〜「春たけなわ」〜「セントルイスブルース」
と続くA面はナイーブな中にも直球がびしびし来ます。

B面は、壊れそうな少年期の心の風景が
洗練された詩と抑え気味のヴォーカルとの
絶妙のバランスで迫ってきます。
「少年」「四季の詩」の
圧倒的な存在感はどうでしょう!

その頃の主流だった
男と女の事ばかり歌っていた
「フォークソング」「ニューミュージック」とは
明らかに世界観が違います。

そして名曲「年の瀬」で
余韻を残しつつアルバムは終るのです。

時代に流されず
自分達の表現したい事を
試行錯誤しながら追い求めた「古井戸」を
再評価する時代ではないかと思っています。


ちょっと写真は甘いけれど「四十雀(シジュウカラ)」



四色のバランスと配置が絶妙です。
進化の神秘。
こうなったらもう神の領域です。

  

Posted by めろ at 20:36Comments(6)私的音楽系