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プロフィール
めろ

2012年09月10日

古井戸の解散


1975年10月、名盤の誉れ高い
「酔醒(よいざめ)」が発表されました。
オリジナルアルバムとしては
古井戸、5枚目です。



当時のジャズの彗星「山本剛トリオ」をバックに従え
とてもジャージーでブルージーなアルバムです。
これは必聴です。
日本の音楽の歴史の中に
今日でも埋もれていないアルバムです。

本人たちの自信と成熟とは裏腹に
このアルバムのセールスはさっぱりでした。

このあたりから徐々に
加奈崎芳太郎、仲井戸(CHABO)麗市、両氏に
若干のずれが認識され出したのでしょう。

1978年5月21日発売
「SIDE BY SIDE」



やたらに軽く、すかすかのサウンドに
唖然としたファンも多かったと聞きます。
楽曲自体は粒揃いなのですが
いかんせん、トータル性がありません。
思いつくままに並べられたような曲順に
もはや「古井戸」の片鱗もありませんでした。

さすがのマニアの私さえ
このアルバムはついぞ買いませんでした。
(後年、加奈崎さんご本人から購入する事となる・・・)

翌年から、加奈崎氏にソロアルバムの話が出て
ワーナーから2枚のアルバムが発表されます。


「風の生き方」


「愛がもしすべてなら」



いろいろな誤解と行き違いで
古井戸の解散は既定路線となっていきます。
(ちなみにこのソロアルバムは、2枚とも
故忌野清志郎氏との合作に近い制作過程)

そして1979年11月、ついに古井戸は
「LAST STAGE」で正式に解散するのでした。

その時のポスター。
A1の大きさです。未使用です。




そしてその翌月。
な、なんとコンサート1ヶ月後12月21日に
本当のラストアルバム
「LAST STAGE」が発売されたのでした。



「古井戸」という名前が過去になった瞬間でした。
私たちの青春の大部分を占めていた
2人のサウンドは永久に封印されたのでした。

そんな加奈崎芳太郎の宇和島ライヴ
2012.10.20(土) 19:00〜
宇和島市「TE-TSU」さんで行います。


来てね(^.^)
  

Posted by めろ at 23:25Comments(0)加奈崎芳太郎