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プロフィール
めろ

2010年11月09日

古井戸の「酔醒(よいざめ)」

1975年10月発売「酔醒」


この写真はCD版
このアルバムは、古井戸が自身の音楽出版社「ペパーランド」を立ち上げて、初めての作品。
アコースティックのみにこだわり(今で言うアンプラグド)
バックは当時ジャズ界の彗星「山本剛」さんと
そのトリオがサポートしています。
ジャズのブルージーなサウンドが
全編を貫いています。

私のレコード針を落としてからの第一声は
「もう二度と聞きたくない」でした。
とにかく戸惑いました。当惑しまくりました。
古井戸の表現したい事がよく理解できませんでした。
で、しばらく聞かなかったし
古井戸に疑問の手紙を書いたりもしました。

でも、何かざらついた感覚が心の隅に引っかかっていました。
ささくれみたいなこの感覚をうまく表現できないまま
ある日突然「酔醒」が聞きたくなり針を降ろしました。

ざらざらがいっぺんに氷解しました。
(この感覚を古井戸は表現したかったんだ・・)
納得できました。
「飲んだくれジョニー」の緻密さ
「スーパードライバー5月4日」のラフさ
「黄昏マリー」の余韻・・
「人生に幸多かれ」の生真面目さ
俳句の世界で言ったら{付かず離れず 取り合わせ}のまさに妙です。

それから憑き物が取れたように
聞きまくりました。

ヘッドフォンで聞く「酔醒」はまた格別です。
後で聞いた話ですけど
リバーヴの消え行く時のあの恍惚となる余韻の正体は
当時新開発のソニー製1台ン百万円のリバーヴだったそうです。

でもこのアルバム、セールス的には大誤算。
本人たちはゆるぎない自信のもとに
世に問うたアルバムだっただけに
この不振は大、大ショックだったらしいです。

この負債で「ペパーランド」は経営に行き詰まり
この先、お互いの音楽的方向性も相まって
古井戸は果てしなき迷走の迷路に突入してしまうのでありました。

こんな古井戸のヴォーカリストの
「加奈崎芳太郎」の宇和島ライヴは11月20日です。
宇和島市本町追手「安藤コーヒー」さんで!
19:00開演です。

来てね!!
  

Posted by めろ at 23:09Comments(0)加奈崎芳太郎

2010年11月09日

お堂あれこれ

別にお堂フェチではありませんが
道すがら記録として残しています。
だって、油断していたら
いつの間にか消滅しているんですもの・・・



このお堂は見ての通りぼろぼろ。
このお堂の下に、今新しいお堂が出来ているみたいです。
でも、これはこれで味があります。








立派な新築お堂。
我家より立派!









これは私の田舎のお堂です。
小さい頃はここでよく遊びました。
昔は萱葺(かやぶき)でしたが
今はご覧の通りトタン屋根です。
何かと致し方ありません。
そうなんです。
この大事な田舎のお堂の
萱葺屋根を撮ってないのです。
情けないですicon_171
  

Posted by めろ at 00:06Comments(2)日記