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プロフィール
めろ

2011年01月04日

ナイアガラカレンダー78前後

かの超傑作アルバム「ナイアガラカレンダー'78」前後に
実は数枚のアルバムが出ているのです。
マニアの間では、音楽性もさることながら
その発売までのいきさつが
あまりにも哀愁が漂っているので
思い入れが強いアルバムなのです。

それは
「多羅尾伴内楽団vol.1」「多羅尾伴内楽団vol.2」そして
「DEBUT」さらに「LET'S ONDO AGAIN」の4枚。
嗚呼、哀愁の4枚であります。
1977年11月から1978年11月にかけての御リリースです。
その壮絶ないきさつは
色々なメディアに事細かく記されています。




忘れもしない1977年11月某日
喜び勇んで
予約していた大滝さんの新譜を受け取りに
レコード店に行きました。

当時は試聴をさせてもらえたので
家に持って帰って聞くのが待ちきれず
その場で試聴しました。

スピーカーから聞こえてきたのは
訳のわからないインストゥルメンタル・・・・
それが「多羅尾伴内楽団vol.1」でした。
私は予約していたにもかかわらず
掟破りのキャンセルをして帰路につきました。
レコード屋さんごめんなさい。
すべて大滝さんが悪いのです。

当然その4枚は私は買うことなく
ほどなく廃盤となりました。嗚呼・・・

で、その後1983年
今までの大滝さんのアルバムが
「NIAGARA BOX」として9枚組で
ドドーンと発売されました。
まったく悪徳商法です。
買わざるを得ません。
だって、一時期にせよ
背信行為をしたのですから・・・・

嗚呼、恐怖のマルチ商法!

で、そのBOX物は今は行方不明で
手元にありません。
誰かが持って帰ったまま
戻してもらっていません・・・・

一応、所持していたという
証拠の品はあります。



BOXに付いていたおまけの
「Record Collecting Guide」です。
これしか手元にありません。

ま、仕方ないです
  

Posted by めろ at 23:55Comments(0)NIAGARA

2010年12月12日

NIAGARA CALENDAR’78

1977年暮れにこの年2枚目のアルバムがおリリースされました。
翌年1978年用NIAGARA CALENDAR’78です。



このアルバムは日本のポップス界のベスト3に入る名盤だと
今でも信じて疑いません。

全12曲、1月から12月までを主題とした究極楽曲集です。
1月の「Rock'nRollお年玉」の底抜けのおめでたさから一転
2月の「Blue Valentine's Day」の切なさになだれ込むあたりはまさに
大滝さんの面目躍如です。

9曲目の「名月赤坂マンション」の内輪受け的自虐曲。
10曲目の「座 読書」の考えオチ的エッチさ。
突き詰めて行けば行くほど
大滝さんの事がわかればわかるほど深みに入って行きました。

もう後には戻れません
これは困った・・・・

で、このアルバム、'81にリミックスされて再おリリースされました。
同じ曲でも、'77盤では聞こえなかった音や
没になっていたトラックが登場していたり
それはもう目を丸くして聞きましたが
やっぱりオリジナルの'77盤が好きです。

写真の左の上のCDはNIAGARA30周年記念のCDです。
なんと、'77と'81ヴァージョンの2種類が入っている、
考えようによっては「今までの投資はなんだったの??」的
複雑な気分になるCDです。
でもこれは持っておかなければならないアルバムです。

ポップス好きでこれを持っていない人がいるとしたら
その人はモグリです。

PS オリジナルLPの帯に書いてある「福笑い、すごろく」のおまけですが
紙の表と裏に印刷されています。
福笑いがしたければ目や口のパーツを切り取らなければいけません。
切り取ったら片面に印刷されているすごろくもばらばらになってしまいます。
つまりすごろくが出来なくなります。

これには困りました。

(すごろくはなかなか上がれませんでした。○○迄帰る、や 振り出しに戻るが
やたらに多くあるからです)  

Posted by めろ at 19:14Comments(0)NIAGARA

2010年12月12日

GO!GO!NIAGARA

1976年に御リリースされた「GO!GO!NIAGARA」

もう勘弁してください。
これ以上無駄金を出費させないでください。
貧乏なんですから!
と思わず叫んだアルバム。

マニアには面白いんでしょうけど
その当時私はただのファンの一人。
皆目馴染めない曲ばかりでした。
私は「乱れ髪」や「水彩画の街」みたいな楽曲が聞きたかったのです。
でも、A面2曲目の「趣味趣味音楽(しゅみしゅみみうじっく)」は
その心情がよくわかり、共感し、よく聞きました。


あらら、LP盤がどこを探しても見つかりませんでした。CDでご勘弁をicon03


1977年3月御リリースの「CMスペシャルVol.1」これには狂喜乱舞でした。
こういうのが聞きたかったのです!大滝さん!
ご本人によれば「ネタが出尽くしたのでもう何も出すものがない」
という一種破れかぶれでおリリースしたらしいのですが
皮肉にも今までで一番売れました。
大滝さんはこんなCMも作っていたのか!!
(出前一丁の、ごま〜ごま〜ひらけごま〜、とか
大関の、わたりっます、わたりっます、こころ〜ぉが〜、などなど)
とうれしくなりました。
そのほとんどが、大滝さんの作とは知らず見聞きしていましたが
そのほとんどが、大好きなCMでした。
自分の選眼もまんざらではないと悦に入ったものでした。


これに触発されて、当時私もCMソングを作りまくりました。
勝手に製品を作りそのCMソングだとか
家中にあるもののCMソングだとか
ほとんどは8小節か16小節の小作品でしたが
この作業の経験は、のちの俳句作りに大いに役立っています。
俳句は季語のCMだ
俳句は本当にCMそのものです。  

Posted by めろ at 12:59Comments(0)NIAGARA

2010年11月28日

ナイアガラムーン

1975年のSIDER'75は秋吉久美子さん映像の「ひとりでふたりで三ツ矢さいだ〜〜〜(リンガリガリン)」になりました。
これはこれで最高だったのですが、SIDER'74が良すぎました。
で、この年に出たアルバムが「Niagara Moon」です。



当然SIDER'74の延長のアルバムだと思っていた私は面食らいました。
コミックソング的訳が分からない歌のオンパレードだったからです。
その音楽が全々理解できません。
(のちに解った事ですが、音楽的土壌がないとほとんど理解不能。でも、解れば解るほど媚薬となる)

この年に出たシュガーべイヴの「SONGS」も同じナイアガラレーベル。
のちのちのラジオ番組で「シュガーベイヴがあまりにも良いメロディーでポップなため、大滝までこの路線で行くと会社としてバランスが取れないと判断して、あのようなノヴェルティータッチのアルバムにした」みたいなことをおっしゃっていました。
その懐の深さに感激するほどの懐の深さをわたしゃ持ち合わせていませんでしたもので、また、その頃はそんな情報が入ってくるほど私のアンテナも高くなかったので、「あらら!無駄金だった・・・」と後悔したものでしたface07face07
当時、どうにか節約してひと月に1〜2枚のレコードしか買えない財布状態でした。

じゃがいもではありません。







月末にかけて俳句の締め切りがわんさかあります。
2,3日は久しぶりに俳句モードに切り替えますicon_165  

Posted by めろ at 18:26Comments(0)NIAGARA

2010年11月27日

ナイアガラは罪作り

大滝詠一さんを始めて知ったのは1973年のこと。
三ツ矢サイダーTVCM「あなったがジンとくる時は〜〜〜」でした。
もちろんその時は大滝詠一の名前も知りませんでしたが
このCMソングは強烈に頭に残り
このCMが流れる「スター誕生!」は、このCM見たさに欠かさず見ていました。




年は変わり1974年。運命の74年です。
三ツ矢サイダーのCMは風吹ジュンさん変わりました。
そして音楽は「なんだか〜〜うまくいきそうな〜きょうは〜〜〜」
そうです!永遠の名曲「SIDER'74」に変わったのです!
これは問題なくかっこイイ!!
ビデオなんかある時代じゃあなかったので
一コマ、一音聞き逃すまいと必死こいていました。
酒屋さんのポスターにも手を汚したりしたっちゃりしました。

フォーク全盛の時代にあって、まったく違ったアプローチの曲でした。
メロディも、けだるそうなヴォーカルも、演奏も、時代とは何か違います。

ある日、明星の歌本の隅に「大滝詠一」の文字を見つけました。
「はっぴいえんど」の名前もありました。
そういえば、高一の時聞いた岡林信康さんのLPに
はっぴいえんどのクレジットがあったことを思い出しました。
(ただ思い出しただけで、別にその後なんの話の進展もありません)

それ以前に、吉田拓郎さんも「フジカラー」や「スバルREX」のCMをされていたので
ついでに「SIDER'73・'74」が載っていたんだろうとは思いますが
とにかく「大滝詠一」の名前を知ってしまったのです。

不幸の始まりです・・・・










  

Posted by めろ at 11:42Comments(4)NIAGARA